全剣連の
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更新
「剣の理法」の説明版に関するパブリックコメントの募集*終了
ご意見の募集は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
全日本剣道連盟(全剣連)普及委員会は、「剣道の理念」に示されている「剣の理法」に関する説明版を検討しています。
この点に関し、以下の通り皆様からご意見を募集いたします。
1.説明版を検討する背景
国内外の剣道愛好家に対し、「剣道の理念」の中核である「剣の理法」を分かり易く説明できる資料を作成し、日本剣道の本意である「剣道の理念」に則った剣道の普及活動を推進しようとするものです。
2.具体的な説明版の内容
「剣の理法」とは(案)
「剣の理法」とは、有効打突(一本)を生み出すための合理的な剣のつかいかたであり、心法(心の技法)、刀法(竹刀操作法)、身法(身体操法)を一体としてつかうことを求めた方法のことである。
《補足説明》
有効打突は「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする」と示されている。このことを大前提としたうえで、自分も相手も共に認め第三者にも感動をもたらす”見事な一本“を生み出すためには、機会をとらえた適切な打突ができる心の技法と、竹刀操作法と、身体操法とが一体となっていなければならない(気剣体一致)。この剣の理法の修錬は、道場などで師と弟子、仲間との関係によって育まれ、生涯にわたって実践し学ぶことができ、人間形成に寄与するものである。
3.今後の進め方
今回募集するご意見並びに関係機関の協議を踏まえて成案とし、活用してまいります。
4.意見募集要領
(1)全剣連の団体会員及び個人会員*であれば、自由にご意見を提出することができます。ただし、実名でのご意見に限ります。
*高校生以下の個人会員の場合は、保護者からのご意見提出も可。また、個人会員で構成するグループでのご意見提出も歓迎。
(2)ご意見は、全剣連HPの「意見提出フォーム」に郵便番号、氏名及び住所(法人又は団体の場合は、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)、所属、全剣連番号並びに連絡先(電話番号又は電子メールアドレス)を記載の上、意見提出期限までに送信してください。
(3)電子メール、郵送でもご意見の提出が可能です。
*電子メールの場合(氏名及び住所、電話番号を記載の上、送信して下さい。)
『全剣連「剣の理法」説明版作成事務局』宛
*郵送の場合(氏名及び住所、電話番号又はメールアドレスを記載の上、郵送して下さい。)
『全日本剣道連盟「剣の理法」説明版作成事務局』宛
(4)締め切りは令和4年1月末までとします。
(5)頂いたご意見に対する全剣連の回答は、全剣連HPにて公表します。回答は、同じような意見についてはまとめての回答となります。なお、個別に回答することはありませんので、あらかじめご了解下さい。
(6)電話によるご意見は対応いたしかねますので、あらかじめご承知おき下さい。
(7)氏名、連絡先等の個人情報につきましては、適正に管理し、ご意見の内容に不明な点があった場合の連絡、確認といった、説明版に対する意見募集に関する業務のみに利用させていただきます。