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大会のみどころ
- 行事名:
- 第68回 全日本東西対抗剣道大会
- 開催日:
- 2022年09月18日(日)
- 会場名:
- 神戸市立中央体育館
東西の精鋭が集う夢の舞台
令和4年度の標記大会が、異国情緒豊かな都市・兵庫県神戸市において開催される。
伝統ある本大会の趣旨に則り、全国から選抜された各層の精鋭が最高の技量を以って試合を展開する夢の舞台である。
今大会で特記すべきは、男女総試合数40試合の内、「女子の部」を5試合から9試合へと拡大したことだ。これは現在伸張著しい女子剣道の技能向上と、今後益々の普及発展を展望する意味でも、大変意義深い決定である。
これまでの成績は、男子が東軍26勝・西軍39勝、女子が東軍5勝・西軍20勝と、現在の所では男女いずれも西軍優位ではあるが、近年「男子の部」においては、東軍が4連勝と奮闘している。今回は果して西軍がこれに歯止めを掛けるのか…。
「女子の部」は先鋒から一流選手の激戦が予想される。特に副将・大将戦では、女子剣道の円熟した風格と、その内容に注目したい。
一方、「男子の部」は試合数4試合減の展開となるが、今大会は新型コロナ感染拡大防止対策としての職域の自粛も緩和され、出場選手層は前回に増して厚い布陣となっている。
特に、過去の全日本選手権者が9名、また同大会の上位入賞者も多数出場している他、後半の対戦では八段選抜大会の覇者も多数出場しており、東西両軍とも最高の選手構成である。
本大会は、全日本剣道連盟が主催する大会の核として位置付けられ、定着している。大会の趣旨として掲げる「剣道の真価を示す」とは、勝敗のみに偏らず、選手それぞれの卓越した技量が余すことなく発揮された時にこそ具現化しよう。個々の試合は、男女共にどこを取っても精鋭同士の対戦が連続し、すべてが注目の一戦として、片時も目が離せない。また、併せて「礼法」や立ち姿に至るまで、一挙手一投足が観戦者を魅了する、正に範を示す大会であることを希望したい。
*写真は第67回大会のものです。