審査会
更新
居合道八段審査会(京都)
- 開催日:
- 2014年05月03日(土)
- 会場名:
- 京都市武道センター 主道場
審査員の寸評(実技)
居合道最高段位の審査である今審査。その一次審査は、全日本剣道連盟居合12本の中から、1本目「前」、3本目「受け流し」、4本目「柄当て」、6本目「諸手突き」、7本目「三方切り」、9本目「添え手突き」、11本目「総切り」の七本が指定出題された。今回の審査は、全剣連居合の解説書を良く読み理解し正しく稽古を重ねて来たかが合否に影響した。残念ながら、一次を通過したのは27名であった。解説書は、要義と動作が解り易く明記され、必要に応じて注意書きが書いてある。良く読み熟知して稽古されたい。稽古は審査のように、審査は稽古のように!
惜しくも一次を突破できなかった方々、解説書の補足・第六項に「演武の心得」があるが、熟読され稽古に活用して次回に活かしてほしい。
二次審査は古流自由技七本で審査が行われた。最終結果は7名の合格となった。今年は女性の合格者がなく残念であった。
合格した方々は、来年の京都大会や全日本居合道大会で注目される。一層努力精進され、心技に研鑽されたい。
二次審査の合否の差は小差であったと思う。しかし不合格となった方の中には、試合の気分で余裕がなく、口で呼吸していた方もいた。研究されて受審していただきたい。
今回の審査で高齢者の皆さんが一生懸命に受審された姿が印象に残った。
山崎 誉
*この記事は、月刊「剣窓」2014年6月号の記事を再掲載しています。
行事概要
- 行事名
- 居合道八段審査会(京都)
- 開催日
- 2014年05月03日(土)
- 会場名
-
京都市武道センター 主道場
〒606-8323 京都府京都市左京区聖護院円頓美町46-2
市バス「熊野神社前」下車、東へ徒歩1分市バス「京都会館美術館前」下車、北西へ徒歩3分