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大会のみどころ
- 行事名:
- 第65回 全日本東西対抗剣道大会
- 開催日:
- 2019年09月22日(日)
- 会場名:
- 浜松アリーナ
令和初の東西決戦!
「第65回全日本東西対抗剣道大会」が、富士山の景勝地である静岡県の浜松アリ―ナで開催される。東西に分かれた両陣営、西軍は宮川英俊監督、対する東軍は忍足功監督が夫々の布陣を指揮する。
先ずは女子の部五人戦を占う。先鋒は山﨑―大西、共に今年7月の都道府県女子大会に出場しており注目の一戦。次鋒の渡邊は今年の警察女子選手権優勝者、対する阿部も警察女子選手権の覇者、見応え充分の一戦。続く中堅・副将は個々の戦績から西軍有利とみる。大将戦は有島―内田、共に世界大会優勝の戦歴を持つ。今回は内田に地元の声援がある。
男子の部、先鋒から33将まで錬士六段の警察官が東西に対峙する。何れも全日本選手権等でお馴染みの選手、若さ溢れる戦いを期待したい。
続く32将から18将までが七段戦となる。此処では15試合中10試合が警察官同士、積極果敢な攻めの試合を見せてほしい。28将網代―内村は見逃せない好取組。25将警察官の古川は地元の教員坂本と対戦。また19将刑務官の小野と警察官の北条との一戦も気になる。
さて17将から3将までは教士八段戦となる。ここからは七段戦とは一味違う品位・風格ある試合ぶりを堪能したい。先陣は谷川―近本の警察官対決、13将岡村―菊池の中段対上段の戦いも楽しみたい。11将刑務官の東中尾―公務員の清野、9将警察官の蓮尾―教員の佐賀、7将公務員の竹内―教員の坂田等、職種別の戦いも興味津々。更に百戦錬磨の強者が集う、北海道の栄花、神奈川の宮崎、香川の松本、東京の寺地、和歌山の宮戸、静岡の小山、鳥取の山中、東京の石田等、各選手の技前も楽しみたい。
そして東西決戦大詰めの範士対決、副将戦は松田―下島、大将戦は佐藤―笠村、何れも卓越した技量の持ち主、玄妙なる技を余すことなく披露していただきたい。はてさて遠江の富士はどちらに微笑むのか、楽しみな令和初の東西決戦である。
剣窓編集委員 田村 徹
*写真は前年度(第64回大会)のものです。