公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

審査会

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杖道八段審査会(京都)

開催日:
2012年05月03日(木)
会場名:
京都市武道センター 補助道場
受審者数 合格者数 合格率
30 2 6.7%

合格者氏名一覧

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審査員の寸評(実技)

 審査員研修会で、多くの技を総合して、ひとつの形とした十二本目を、受審者全員に演武していただくために、第一次審査は、『全日本剣道連盟杖道』の「偶数の技」(技名省略)が指定され、受審者30名中、解説書を正しく理解され技量円熟なる6名が合格された。

 審査員研修会で、多くの技を総合して、ひとつの形とした十二本目を、受審者全員に演武していただくために、第一次審査は、『全日本剣道連盟杖道』の「偶数の技」(技名省略)が指定され、受審者30名中、解説書を正しく理解され技量円熟なる6名が合格された。

 第二次審査は、「奇数の技」が指定され、理合・技量はもとより、「風格・品位・気位」が全ての技に表れた2名が合格された。今後も尚一層の修錬と杖道の普及に取り組んでいただきたい。

 全般を見て感じた所を述べると、『全日本剣道連盟杖道』の技が指定されたにもかかわらず、それ以外の技をしている方、「仕」の時は気が充実しているが「打」になると気が落ちる方が見られた。

 また「打」の動作が良くない方、開始線に戻った時両足が揃っていた方、八相の構えで「右足」から出た方、帯刀の時左足を右足に揃えた方、形の「太刀落」で頭部を打つ杖を受けた時、左足が前に出ていた方や、太刀を持つ両手が顔の前方にあった方等が多かった。

 次に、気合は長ければ良いように勘違いされている方がおられるが、気合は「短く・鋭く」を心掛けてほしい。 心機一転奮起を期待します。

荒井  洋
*この記事は、月刊「剣窓」2012年6月号の記事を再掲載しています。

行事概要

行事名
杖道八段審査会(京都)
開催日
2012年05月03日(木)
会場名
京都市武道センター 補助道場
〒606-8323 京都府京都市左京区聖護院円頓美町46-2
市バス「熊野神社前」下車、東へ徒歩1分市バス「京都会館美術館前」下車、北西へ徒歩3分
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