全剣連の
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マスク着用と熱中症防止-特に子供たちの指導において
全剣連では「対人稽古に関する感染予防ガイドライン(以下、全剣連ガイドライン)」において、面マスクの着用をお願いしてきました。その結果、これまで稽古による感染クラスターの発生は報告されておりません。
このような実績とともに感染力が強い変異型ウイルスの蔓延状況を勘案し、全剣連としましては、引き続き、マスクの着用をお願いさせていただいております(本年6月21日発出全剣連改訂ガイドライン参照:https://www.kendo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/guidelines_for_keiko_revised_20210621.pdf )。
しかしながら、マスク着用による熱中症リスクの増加についても認識しており、全剣連ガイドラインでは、熱中症リスクがあることを前提に、暑熱順化の実施(https://www.kendo.or.jp/knowledge/medicine-science/heatadaptability/ )、稽古時間の短縮、こまめな水分の補給をお願いしております。
剣道の稽古に当たっては、これらの点について十分にご留意くださるようお願いいたします。
一方、子供の運動ではマスク着用を避ける指導も一部でされていると聞いております。
しかし、全剣連は、剣道は感染症リスクが高いこと、また若年層への感染力が強い変異型ウイルスが蔓延していることから、引き続きマスク着用をお願いさせていただきます。ただ、子供たちの場合、熱中症リスクを十分理解せずに稽古に熱中してしまう可能性もあると考えております。
指導者のみなさまにおかれましては、子供たち及びその保護者に「マスク着用によるリスク」をきちんと説明し、理解させるとともに、全剣連ガイドラインに加え、各々の稽古環境に沿った適切な方策を講じ、熱中症回避のためこれら方策に必ず従うよう、ご指導されますことをお願いいたします。
以上