公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

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海外渡航中の剣道講習会等への参加についての注意喚起

 全日本剣道連盟では5月より海外への指導者派遣を再開しています。同様に全剣連会員の皆様にも海外から講師依頼・お誘いが多数あるかと思います。渡航は個人の自由ですが、海外、特にヨーロッパでは種々規制が緩和され、剣道活動を含め日本とは大きく状況が違います。全剣連としては直近の派遣経験から以下の点に注意されることをお願い致します。

  • 面マスクを着けず稽古をしている国が多い(シールドのみでは飛沫防止効果は少ない)。
  • 現地では重症化しなければ感染自体は大事ではないという感覚の人が多い。
  • 渡航者は、帰国前PCR検査で陽性の場合飛行機に乗れず、5日以上の隔離と再検査など多大な手間と費用が発生すること。

 全剣連では派遣再開に際し、派遣先剣道連盟と協議を重ね、面を着けていない時のマスク着用、参加者にマスク着用をお願いできない稽古への先生方の不参加、参加者と先生方との不要な接触の回避、人数を制限した食事と黙食など様々な取り決めを行っています。

 講習会場、稽古会場では二酸化炭素測定器により換気状況を監視してマイクロ飛沫が主感染経路であるオミクロン株の感染対策を行っています。

 さらに万一感染し重症化した場合の対策として、全剣連はセキュリティ・アシスタンス会社と契約を交わし、緊急時の連絡確保だけでなく、日本への緊急搬送を含む非常時対応体制を整えた上で海外への指導者派遣を再開しています。

 なお、海外渡航中の審査会等への個人による参加依頼については、従前からご案内している「海外渡航中の審査会等への参加についての注意喚起」を参照ください。

以上

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