公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

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海外渡航中の審査会等への参加についての注意喚起

常任理事(称号・段位担当)高橋 俊昭
常任理事(国際担当)   長尾  進

 現在、国際剣道連盟(FIK)には62の国と地域が加盟し、海外での剣道普及が確実に進んでいます。次回イタリアのミラノで開催される第19回世界剣道選手権大会を2024年7月に控え、さらに多くの国の剣士達から、日本人指導者への期待が高まると共に、招聘の機会も多くなるものと思われます。個人の方の海外渡航に関しましては、全日本剣道連盟所属の日本人高段者による海外渡航中の審査員について、既に月刊『剣窓』やホームページ等で、十分な注意のもとに行われるようお願いしている所ですが、この度改めて注意を喚起させて頂きます。

 FIKでは、加盟国間における段位は相互に認め合っております。また審査に関して、原則としてFIK加盟団体の会員が他のFIK加盟団体での審査会で審査員を務める事を認めない等、加盟国及び未加盟国での段級位審査に係る取り決めを行っております。 

 全剣連としてはFIKの取り決めを踏まえ、全剣連会員の渡航者が外国での審査会で審査員を務める事は、全剣連会長が委任した派遣者以外には原則として承認しておりません。ただしFIK加盟国については、資格を満たす審査員の人数が足りないなど、やむを得ず日本からの渡航者に審査員を依頼する場合は、当該国剣連会長から全剣連会長に承認を得る手続きの必要がある旨通達しております。

 個人的な旅行で他国を訪問した際、その国の要請を受けて審査員として加わる機会も生じると推察されますが、次の点に十分な注意をお払いください。

  1. FIK加盟国から昇段審査の審査員を依頼された場合は、あらかじめ全剣連会長の承認を得て出発する事(当該国・地域の剣道の状況によっては、審査への参加を認めないこともあります)。
  2. FIK加盟国といえども、個人的な関係で審査員要請に応じない事。
  3. FIK未加盟国においては、FIKから要請があった場合を除き、審査員の要請を受けない事。

 以上3点に留意され、海外渡航に伴う審査員については、その国の主権を尊重してトラブルの無い良好な国際関係が維持できますよう格段のご協力をお願い致します。また称号は相互承認の対象ではありませんが、称号に関わる審査員の依頼を受ける場合も本件に準じた手続きを取るようお願いいたします。(なお、渡航先について、FIK加盟・未加盟が不明の時は、全剣連にお問い合わせください。)

 加えて、新型コロナウイルス感染症につきましても完全に収束してはおりませんので、渡航の際はこの点についてもご留意ください。

以上

 *写真は「第47回 国際剣道指導者講習会」のものです。

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