公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

全剣連の
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能登半島地震における全日本剣道連盟の対応について

 全日本剣道連盟は、石川県剣道連盟および富山県剣道連盟に対し、見舞金として、次の通り拠出することとした。

・石川県剣道連盟  200万円
・富山県剣道連盟   50万円

 また、日本国内外より義援金の募集に多数のご協力を賜り、総額1083万2896円(令和6年4月8日(月)全剣連確認分)が寄せられた。このうち合計1080万円を、石川県剣道連盟および富山県剣道連盟へ次の通り分配し、5月9日(木)に中谷行道専務理事が両県を訪問の上、目録を手渡した。

・石川県剣道連盟  930万円
・富山県剣道連盟  150万円

 今後、義援金の残額(3万2896円)および振り込まれる義援金は、時機を見て全額石川県剣道連盟に送金することとする。

 なお、両県の全剣連特別団体会員会費は免除することとした。

お 礼 状

謹啓 
 初夏の候、貴職はじめ皆様には、ますますご清祥のことと存じます。
日頃から温かいご指導をいただき、厚くお礼を申し上げます。

 さて、元日に襲った”能登半島地震”は数千年に一度とされる凄まじい地殻変動を起こし、私たちの想像を絶する大災害となりました。 発生後五か月経った今も、行方不明者の捜索活動が続けられ、また、孤立集落や断水地域が未だ解消されず、避難生活を余儀なくされている方々もたくさんおられます。

 その一方では、仮設住宅が建設され、小・中学校や鉄道の再開なども進められ、いよいよ復旧・復興に向けての動きが加速されていくものと思います。

 こうした中、発生直後から、国の内外を問わず多くの剣友の皆様方から、ご心配や励ましのお言葉をいただきました。
 そして、この度は、公益財団法人 全日本剣道連盟をはじめ全国の各都道府県剣道連盟の皆様方から、心温まるたくさんの見舞金・義援金を頂戴いたしました。 大変心強く、誠にありがたく、深く感謝に堪えません。

 いただきました貴重な見舞金・義援金につきましては、剣道の復興、被災会員支援等のために有効に使わせていただく所存であります。その上で剣道界発展のため、両県剣道連盟上げて取り組んで参りますので、引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 末筆になりますが、皆様方のご健勝ご活躍をお祈り申し上げ、略儀ながら書中をもちまして、心より厚く御礼申し上げます。
                                        謹言
令和六年六月吉日
                            一般財団法人 石川県剣道連盟
                                   会長 南 信廣
                           一般財団法人 富山県剣道連盟
                                   会長 大門 進

公益財団法人 全日本剣道連盟 会長 網代 忠宏 様

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