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稽古場での通風・換気の重要性に関するリマインダー

「稽古場での通風・換気の重要性に関するリマインダー」

令和6年11月7日

公益財団法人全日本剣道連盟

 新型コロナウィルス感染症について全日本剣道連盟 医・科学委員会より以下の通り、情報提供ならびに注意喚起がありました。
 稽古にあたってはこれらを参考にしてください。

 新型コロナは終わったと思っている方々が多いと思いますが、実際は、新型コロナは消えておらず、高齢者を中心に依然として多くの死者を生み出しています。たとえば、最近の厚労省の人口動態統計によると、新型コロナウイルスが「5類」となった昨年5月~本年4月の1年間で、新型コロナによる死亡者数が計3万2,576人に上っています。

 これは季節性インフルエンザと比べて約15倍の死亡者数にあたり、そのほとんどが高齢者です(交通事故による年間死亡者数が2,700人ぐらいですから、新型コロナではその10倍以上の死者を生み出しているということになります)。

 新型コロナは、毎年、夏と冬に流行があることから、今年もこれから次第に感染者数が増えていくことになると思われます。

 一方、剣道の競技者は高齢者が多いことが一つの特徴です。このため、稽古に参加される方々には今後も感染対策を続けていただくことが必要です。具体的には、特に室内の通風・換気が大事です。気温が下がってきてはいますが、稽古場では窓を少し開け、さらに工業用送風機を用いての通風・換気の励行をお願いします。また、面をつけての稽古ではシールドの着用をお願いします。

全日本剣道連盟 医・科学委員会

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