ジュニア剣士向けのアンチ・ドーピング教育資料として、全剣連アンチ・ドーピング委員会自作の動画がYouTubeにて公開されました。キャラクターの声は委員が、イラストは『剣士のためのアンチ・ドーピングマニュアル』冊子と同様に門野政人氏が担当しました。

　今回はジュニア剣士向けの動画ですので小中学生が「ドーピング」という言葉を知り、ドーピングは何故してはいけないのか、ドーピングをするとどのような罰をうけるのか、などを知ってもらうために簡単に分かりやすく作りました。詳しく知りたい方、保護者や指導者向けに各動画に説明文を付けましたので読んでみてください。

　更に、子供たちに興味を持ってもらえるように、『ジュニア剣士のためのアンチ・ドーピング道場～あこがれの選手インタビュー編～』を追加作成し、近日公開予定です。各種大会で優勝経験のある星子啓太選手と松本弥月選手が、日頃から飲んだり食べたりする物に気をつけ、からだの治療を受ける時にも細心の注意をはらっていること、また、サプリメント摂取についての考えなどを語ってくれています。これを見て、子供たちがアンチ・ドーピングについて考えるきっかけになればと考えています。お子さんや道場の生徒さんたちと一緒に見て頂きたいと思います。また、学校の授業や部活動でのアンチ・ドーピング教育資料としてもご活用ください。

　少しでも多くの方にこの動画をみていただくためにＱＲコードからアクセスできるようになりました。是非、ご視聴ください。

YouTube Link

アンチ・ドーピング委員会
委員　門野由紀子

＊ この記事は、月刊「剣窓」2022年11月号の記事を再掲載しています。