功労賞
2024年度
太田 友康 (84歳)
Tomoyasu OTA
称号・段位
剣道 範士・八段
肩書
全日本剣道連盟元審議員
大阪府剣道連盟元理事・常任理事、現在、相談役・審議員
受賞理由
昭和38年に東京教育大学卒業後、大阪市立高等学校教諭となられ、剣道指導に携わる。また、昭和43年から大阪市立修道館に勤務、昭和62年からは大阪市中央体育館に勤務し副館長に就任、その後、大阪市スポーツ振興協会企画課長を務められ退任された。
全日本剣道連盟では、平成13年より、社会体育指導員委員会委員、試合・審判委員会委員、称号・段位委員会委員に就任され、各種講習会の講師、大会の審判員、剣道昇段審査会の審査員を務められた。平成27年より審議員となられ、剣道の普及に尽力された。
剣道指導者として多くの一流の選手・指導者の育成に尽力されている。
自身としても、世界剣道選手権大会個人3位、日本代表として団体戦の優勝をはじめ多数の大会に出場され入賞されている。また、大阪府剣道連盟の運営においても長きにわたり尽力された。
工藤 一夫 (86歳)
Kazuo KUDO
称号・段位
剣道 範士・八段
肩書
青森県剣道連盟顧問
五戸剣道協会会長
全日本高齢剣友会青森支部長
受賞理由
日本大学短期大学部を卒業後、理容室・美容室経営(有限会社ラヴィール代表取締役)に従事されながら、県立五戸高等学校剣道部コーチ、八戸工業大学剣道部コーチ、八戸工業大学第一高等学校剣道部コーチ、八戸工業高等専門学校剣道部コーチ、五戸中学校剣道部師範を務められた。
昭和40年より自宅道場を五戸修心館工藤道場(昭和36年創設)として、青少年・一般に剣道指導を行っており、剣道の普及に尽力されている。
東京の合同稽古には毎回青森より参加するなど自己研鑽に務められ、平成21年11月の審査会で八段に71歳で合格され、生涯剣道を実践されている。
現在も小学生から高齢者までの剣道指導をされており、剣道の普及振興に尽力されている。
佐藤 征夫 (80歳)
Yukio SATO
称号・段位
剣道 七段
肩書
全日本剣道連盟顧問、元常任理事
国際剣道連盟元事務総長
日本オリンピック委員会名誉委員、元理事
一般財団法人新技術振興渡辺記念会理事長
受賞理由
東京大学、スタンフォード大学大学院を卒業。東京大学卒業後科学技術庁入庁。科学技術庁の他、在仏日本大使館一等書記官、サウジアラビア王国アドバイザー、通商産業省大臣官房審議官などとして勤務され、科学技術政策研究所所長に就任された。また、日本原子力研究所理事、東京女子医科大学特任教授、ライフサイエンス振興財団常務理事を務められるなど、科学技術の諸分野で活躍された。平成28年春、瑞宝中授章受賞。
全日本剣道連盟では、平成18年に理事に、また、平成19年からは国際担当常任理事に就任。平成18年より国際剣道連盟事務総長に就任され、令和3年9月までの約15年間、剣道の国際普及、GAISFの諸行事への参加、国際剣道連盟の運営、世界剣道選手権大会の企画運営に尽力された。
藤井 稔 (83歳)
Minoru FUJII
称号・段位
剣道 範士・八段
肩書
全日本剣道連盟元常任理事・元審議員
北海道剣道連盟元会長
北海道大学剣道部元師範
受賞理由
昭和35年、北海道警察に入庁。平成3年北海道警察学校教授兼剣道科長、平成13年北海道警察本部参事、平成14年名誉師範となられ、剣道指導者として多くの一流の選手・指導者の育成に尽力されている。
自身においても、世界剣道選手権大会出場の他、全日本剣道選手権大会、全日本東西対抗剣道大会等にも出場されている。
全日本剣道連盟においては、平成13年より理事、平成15年より平成23年まで常任理事に就任され、称号・段位委員会委員・社会体育指導員委員会委員、を務められるなど剣道普及に貢献された。平成28年秋、旭日双光章受章。
また、北海道剣道連盟の運営においても長きにわたり尽力され、常任理事・副会長・会長を歴任された。
村上 済 (84歳)
Hitoshi MURAKAMI
称号・段位
剣道 範士・八段
肩書
全日本剣道連盟元常任理事・元審議員
香川県剣道連盟元会長
四国学院大学元剣道師範
受賞理由
昭和39年に国士舘大学を卒業後、香川県立高等学校の教諭となられ、高校生の剣道指導にあたり、インターハイ、国体等で準優勝2回、3位入賞に導いた。また、自らも全日本剣道選手権大会・全日本東西対抗剣道大会・全国教職員大会に出場、特に国体は種目別優勝をされるなど上位の成績を修めている。
全国高体連剣道専門部副部長、香川県高体連剣道部副部長、香川県学校剣道連盟理事長等の要職に就任されるなど、学校剣道の普及に尽力された。
全日本剣道連盟においては、平成13年より常任理事に就任され、社会体育指導員委員会委員、試合・審判委員会委員、平成19年から23年まで試合・審判委員会委員長を務められるなど剣道普及に貢献された。
また、香川県剣道連盟の運営においても長きにわたり尽力され、常任理事・副会長・会長を歴任された。