図書
第19回世界剣道選手権大会へ向けて
第3回
日本選手団男子監督
東 良美
6年ぶりにイタリア・ミラノで開催される「第19回世界剣道選手権大会」(19WKC)に向けて、心を一つに結集させ、幾度となく厳しい選手選考合宿を重ねて参りました。
そしてそこを勝ち抜いた選手10名が「日本剣道ここにあり」と範を示す絶好の機会が、あと2カ月余りと迫っております。
残りの合宿では、「攻防一致、攻撃剣道で一本を勝ち取る」という覚悟を持ち、「完全優勝が至上命題」と肚をくくって、指導陣・選手とともに全身全霊で取り組んで参ります。
男子は、主将の安藤を中心に、精神的柱となる國友・土谷・竹ノ内、中堅どころの宮本・草野・星子・松﨑、若手の大平・木村の各選手がプレッシャーにも臆することなく、それぞれのポジションで活躍し、正々堂々とした日本の剣道で必ず勝ってくれると信じております。
最後に、今までの合宿で選手とともに戦ってくれた仲間の想いをも背負って、世界の檜舞台で、剣の真髄を披露してきます。
*第19回世界剣道選手権大会へ向けては、月刊「剣窓」2024年5月号に掲載したものを再掲載しています。
*大会の詳細は、第19回世界剣道選手権大会ページよりご覧ください。