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大会のみどころ
- 行事名:
- 第57回 全日本女子剣道選手権大会
- 開催日:
- 2018年09月23日(日)
- 会場名:
- ホワイトリング 長野市真島総合スポーツアリーナ
第57回全日本女子剣道選手権大会の見所
本年は出場選手64名中、初出場者が30名と約半数を占め、ベテラン対初陣の戦いを呈している。
職業別では警察官21名、次いで大学生15名、教員10名、特筆すべきは高校生が5名もいる。近年スポーツ界の選手年齢が若年化しているが、剣道界でも同様の感がする。
さて、第1ブロックには、初出場者が9名、初陣同士の戦いが3試合あり、興味津々。高校生の濱田(北海道)は阪本(愛知)と初陣対決。昨年3位の渡邊(熊本)対鈴木(栃木)は共にベテラン、若手とは違う熟練技を見せてほしい。また会社員の図末(ずし)(千葉)対警察官の山本(瑶)(大阪)、大学生同士の松本(智)(福岡)対小川(新潟)の各戦は、上位進出を見据えた戦となる。
第2ブロック、上方は冨永(鹿児島)・志田(愛知)・田村(山口)等の若き精鋭陣と、荒井(埼玉)・加藤(秋田)・野﨑(長崎)等、六段の熟練組とが競い合う、好取組の一角でもある。下方には高校生2人を含む初出場者が6名、その山に昨年優勝の高橋(萌)(神奈川)と警察女子選手権覇者の阿部(東京)がいる。高橋は大学生の市川(高知)と、阿部は公務員の森角(長野)と初戦対決する。
第3ブロック、初出場者が8名、大学生が7名いる。その1人沖縄の宮城が、女子選手権覇者の山本(真)(大阪)に挑む。高校生の井(静岡)は有賀(あるが)(山梨)と対戦。一方、大学生で輝かしい戦歴を持つ竹中(茨城)・佐藤(福島)・片山(和歌山)等は、上位進出できる絶好の位置にいる。このブロックは山本対学生陣との決戦場と化す。
第4ブロック、強者揃いの激戦区となる。先ずは昨年の決勝戦で高橋と死闘を繰り広げた勝負師の興梠(宮崎)がいる。隣の山には粘り強い岐阜の竹村が、順調にいけば2回戦で興梠と対峙する。また実力派の須坂(長野)や藤本(京都)も上方からの進出を伺う。下方ではベテラン愛知の迫が、先ずは初出場で大学生の越田(千葉)と対戦。また2度目の優勝を虎視眈々と狙う神奈川の松本(弥)は、先輩格の後藤(滋賀)と初戦で争う。
秋分の日、昨年の覇者・高橋萌子が連覇と平成最後の女子剣道日本一を狙う、乞うご期待!
広報委員会委員 田村 徹
* 選手の氏名等は一部常用漢字に変更しております。
* 写真は、前年度優勝の高橋萌子選手。