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大会のみどころ
- 行事名:
- 第67回 全日本剣道選手権大会
- 開催日:
- 2019年11月03日(日)
- 会場名:
- 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
初開催・大阪での賜盃の行方は?
本年の全日本剣道選手権大会は東京オリンピック開催に向けた日本武道館改修工事のため、大阪の地で初の開催となる。
出場選手の内訳は警察官54名、教員5名、刑務官2名、会社員2名、学生1名で警察官が圧倒的に多い。
また出場回数では出場者64名中、初回24名、2回17名で過半数を超えており、勝運があれば初出場で初優勝もあり得る。
段位別では五段39名、次に六段17名、四段5名、七段2名、三段1名で最年長は39歳、最年少は20歳となっている。
本年は昨年2連覇した熊本の西村が初の3連覇4回目の日本一となるか、また13回目の出場となる東京の内村が4回目の優勝となるか、同じく東京の竹ノ内が2回目の賜盃を手にするか、見所盛り沢山の大会となる。
さて第1ブロック、8回目の出場で3位2回の安藤(北海道)が本命とみる。
対抗馬は前田(大阪)と佐藤(千葉)だが、両者1回戦で早々の対決となる。
此処は教員の大石(徳島)、下方では3回目出場の遅野井(東京)、篠井(石川)に上位進出のチャンスがある。
第2ブロック、本命は初の3連覇を狙う西村(熊本)だが、選手権3位3回の畠中(東京)がいる。
共に初戦を勝てば2回戦で対峙する。
更に選手権2位2回の國友(福岡)と選手権3位・世界大会個人優勝の網代(兵庫)がおり、このブロックは目が離せない。
第3ブロック、本命は2度目の優勝を狙う竹ノ内(東京)、対抗馬はダークホース的な筑波大3年の松﨑(茨城)昨年は初出場ながら見事3回戦に進出、今大会も注目の選手である。
しかしこのブロックは初~3回出場の選手が多数おり、戦績等からは甲乙付け難く、予断を許さない。
第4ブロック、13回出場の内村(東京)が4度目の賜盃を狙う。対抗馬は選手権3位2回の実績を持つ竹下(大分)、また警察大会個人優勝のタイトルを持つ土谷(大阪)もいる。
さて、浪速の全日本剣道選手権令和初の天皇盃を手中にするのは誰か、乞うご期待!
剣窓編集委員 田村 徹
*写真は昨年の第66回大会のものです。