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大会のみどころ
- 行事名:
- 第71回 全日本剣道選手権大会
- 開催日:
- 2023年11月03日(金)
- 会場名:
- 日本武道館
村上、史上4人目の連覇なるか!!
爽やかな秋の風が心地よく感じる季節、いよいよ本年度の剣道日本一を競う大会が間近となった。日本武道館に集う、精鋭の戦いはいかに?
出場者の内訳は、警察官49名・教員4名・学生5名・会社員3名・刑務官2名・大学院生1名となる。段位別では、七段4名・六段22名・五段24名・四段13名・三段1名となり、平均年齢は28・7歳、最年長43歳・最年少20歳となっている。
今大会は、村上(愛媛)が連覇を果たすのか? また國友(福岡)・竹ノ内(東京)・松﨑(茨城)・星子(東京)といった過去の優勝者が、2回目の賜杯を手にするのか? 一瞬たりとも目が離せない大会となりそうだ。
さて第1ブロックは、昨年度優勝者・村上に俄然注目が集まるが、初戦の相手鈴木(千葉)は本年の全日本学生選手権2位の試合巧者で侮れない。反対の山には一昨年優勝者で全日本強化指定選手でもある星子が控える。この2名―鈴木・星子の試合は、括目必至。そこに地力のある合屋(京都)・小角(大阪)などの選手がどう戦うかがポイントとなろう。
第2ブロックは、過去本大会優勝の実績がある松﨑、昨年度本大会3位の矢野(東京)、過去世界大会出場等の実績がある大城戸(大阪)など実力者が揃っており、大混戦の予感。
第3ブロックは、本大会最年少優勝記録を持つ竹ノ内が登場する。東京都予選で優勝、本年度の警察選手権では2位となっており、期待がかかる。同じく過去本大会優勝実績がある國友もおり、この実力者2名に対し、上段の棈松(埼玉)や若手選手の山本(奈良)・黒川(茨城)がどのように挑むか興味は尽きない。
また、初出場者がそれぞれ9名いる第2・第3ブロックは、勢いに乗った若手剣士が台頭し、一気に上位進出することも考えられる波乱含みのブロックでもある。
第4ブロックは、昨年度本大会3位の池田(福岡)、過去本大会2位の実績がある林田(福井)に注目が集まるが、試合巧者の真田(神奈川)や、正攻法の剣風をみせる中澤(高知)、さらにはベテランの橋本(埼玉)・笹川(佐賀)の熟達した剣遣いにも注目していきたい。
有力選手が順当に頂点に立つのか? それとも日本武道館に新しい風が吹き、歴史に新たな1ページを刻むのか?
賜杯を手にするのは誰か? 乞うご期待!!
*写真は第70回大会のものです。
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