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大会のみどころ ― 東京都の連覇なるか? 勝敗の行方は如何に
- 行事名:
- 第73回 全日本都道府県対抗剣道優勝大会
- 開催日:
- 2025年04月29日(火)
- 会場名:
- 和歌山ビッグホエール

第73回全日本都道府県対抗剣道優勝大会が和歌山ビッグホエールにて4年ぶりに開催される。昭和28年の第1回大会以来、全日本剣道連盟主催による伝統行事となっており、現在は高校生・大学生・各職域の代表選手が勝敗を競う新年度を飾る大会の一つとして継承されている。
〇第1パート
今大会の見所として、第1パートは昨年の覇者・東京都を第1シードに据え、連覇が期待される。また、過去に上位実績のある熊本県や兵庫県も例年選手層は厚く、厳しい戦いが予想される。
〇第2パート
第2パートは昨年3位の広島県、一昨年3位の千葉県、さらには昨年の国民スポーツ大会剣道競技において総合優勝を果たした佐賀県も有力選手が揃う。また宮崎県、神奈川県の三将(警察職員の部)の活躍にも注目が集まる。
〇第3パート
第3パートは過去最多優勝回数を誇る大阪府を筆頭にして、福岡県も過去に連続上位入賞の実績があり、地力のある選手が多い道府県が揃う。その他にも優勝経験のある北海道、岡山県も同パートに位置し、最も厳しい激戦区となるであろう。
〇第4パート
第4パートの埼玉県は昨年2位に入賞しており過去の戦歴からも選手層は充実している。また、4年前に地元優勝している和歌山県は、今回も開催県として奮闘が期待される。
注目される有力選手は中堅(教職員の部)では、茨城県・松﨑賢士郎選手、千葉県・白鳥湧也選手。三将(警察職員の部)は昨年度全日本選手権2位の京都府・合屋龍選手をはじめとし、東京都・宮本敬太選手、福岡県・池田虎ノ介選手、広島県・棗田龍介選手の若さ溢れる卓越した試合展開にも期待したい。
また、今大会は大将で八段が20名出場しており、格調高い気迫と技前で大会を締めてもらいたい。
新年度を飾る各都道府県の精鋭たちによる勝敗の行方に注目したい!
*この記事は、月刊「剣窓」2025年5月号の記事をホームページ用に再編集して掲載しています。
*選手の氏名等は一部常用漢字に変更する場合があります。
*写真は第72回大会のものです。