審査会
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剣道八段審査会(京都)2日目
- 開催日:
- 2017年05月02日(火)
- 会場名:
- ハンナリーズアリーナ(京都市体育館)
審査員の寸評(実技)
合格された方々、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。審査にあたり感じたことを述べます。
一、午前の部(50歳~52歳)
若さに任せた、スピードと動きの俊敏さのみに頼り、剣道にとって大事な中心を「気で攻めて、理で攻め崩して」懸待一致の初太刀の捨て打つ技があまり見受けられなかった。打とう、当てようという気持ちが先になり審査員の心に響く技がなく、馴れあいの当てっこになっていた。
二、午後の部(64歳~65歳)
年長者は若年に比べ、体力、敏捷性に差があるのは当然のことである。これを補うにはやはり「気で攻めて、相手の攻めに対して乗って勝ち、触刃から交刃に入ってから一足一刀の間から無理のない打ちと、自分の特性を生かした技を工夫、研究するとともに「基本」を再確認してほしい。
「剣道の修行に近道は無い」。年度「黙々稽古」を続けて下さい。
田中 信行
*この記事は、月刊「剣窓」2017年6月号の記事を再掲載しています。
行事概要
- 行事名
- 剣道八段審査会(京都)2日目
- 開催日
- 2017年05月02日(火)
- 会場名
-
ハンナリーズアリーナ(京都市体育館)
〒615-0864 京都市右京区西京極新明町1
阪急電鉄「西京極駅」下車 約150メートル 市バス「西京極運動公園前」下車 徒歩1分