審査会
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杖道八段審査会(京都)
- 開催日:
- 2015年05月03日(日)
- 会場名:
- 京都市武道センター 補助道場
審査員の寸評(実技)
薫風爽やかな京都の武徳地における審査会に臨みまして、所見を申し上げます。七段受有後十年以上の受審者が修錬の成果を披露して最高段位に挑戦する場、杖道の「奥儀に通暁、成熟し、技倆円熟なる者」の基本理念を念頭にして修錬を行ってきた人であると信じていました。
「全剣連杖道」が制定されて47年になります。七段位者の気概が歴史と伝統を継承し、杖道振興を担っています。技と身体・心の基本理念を再認識して修業していただきたい。心と身体、打太刀と仕杖の技倆のバランスが極めて大事です。基礎的な修錬を積み重ねてください。第一次審査は「偶数」・第二次審査は「奇数」の技が指定されましたが、この方法は固定されたものではありません。今後受審される方は承知しておいてください。
最後になりましたが、合格されました2名の方、永年の努力が報われました。無念の思いの方、さらなる自己研鑽にお励みください。
冨永 彰三
*この記事は、月刊「剣窓」2015年6月号の記事を再掲載しています。
行事概要
- 行事名
- 杖道八段審査会(京都)
- 開催日
- 2015年05月03日(日)
- 会場名
-
京都市武道センター 補助道場
〒606-8323 京都府京都市左京区聖護院円頓美町46-2
市バス「熊野神社前」下車、東へ徒歩1分市バス「京都会館美術館前」下車、北西へ徒歩3分