審査会
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剣道八段審査会(東京)2日目
- 開催日:
- 2022年11月25日(金)
- 会場名:
- 日本武道館
審査員の寸評(実技)
「サムライブルーが強豪ドイツに劇的な勝利」。前日の余韻が冷めやらぬ中、日本武道館において八段審査会が実施された。初日、実技受審者795名。一次合格者86名、二次合格者7名。二日目、実技受審者879名。一次合格者99名、二次合格者9名であった。ここ数年の中では最も多い16名の八段誕生となった。その内訳をみると40歳代3名、50歳代7名、60歳代4名、70歳代2名、と年代別にもバランスがとれて、受審者にとっても今後期待の持てる結果となり誠に喜ばしい限りである。又、女性の受審者も27名を数えた。中には80歳代で挑戦されている姿も見受けられた。一次合格者はこれまで生まれていないが、今一歩の評価を得ている人も数名出てきており、近い将来朗報が届く状況を呈してきたと言える。
合格に向けて一つの手立てとして考えられるのは、二次審査では2分間で2回の立合です。如何にして4分間無心で立ち向かう自分を作り出すか、があると思います。先人の言葉に「道場は楽屋、ふだんこそ本舞台」という訓えがあります。どうぞ生活化する剣道、剣道化する生活、を試みながら、尚一層自己を磨き、剣風を高められ次回の本舞台に立たれることを希望しています。
藤原 崇郎
*この記事は、月刊「剣窓」2023年1月号の記事を再掲載しています。
行事概要
- 行事名
- 剣道八段審査会(東京)2日目
- 開催日
- 2022年11月25日(金)
- 会場名
-
日本武道館
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