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大会のみどころ
- 行事名:
- 第72回 全日本剣道選手権大会
- 開催日:
- 2024年11月03日(日)
- 会場名:
- 日本武道館
棗田、連覇なるか
紅葉も見ごろを迎え華やかな錦の秋、いよいよ本年度の剣道日本一を競う大会が間近となった。日本武道館での男女同時開催は史上初となる。
出場選手の内訳は警察官54名、教員4名、会社員3名、学生2名、刑務官1名である。段位別では七段3名、六段19名、五段24名、四段16名、三段2名。平均年齢29歳。初出場が31名と約半数を占めた。
今大会には、本年7月ミラノで開催された第19回世界剣道選手権大会(以下19WKC)日本代表選手6名が出場する。実力者が揃った本大会は混戦必至、目が離せない。
さて第1ブロックは、優勝候補最右翼の一人の星子(東京・日本代表)。19WKC個人チャンピオンであり、本年9月に行なわれた全国警察剣道選手権大会でも優勝を果たしており安定感は抜群。2度目の優勝を狙う。対抗するは足立(埼玉)、合屋(京都)、濵﨑(鹿児島)、中澤(高知)のベテラン勢の熟練の技か。
第2ブロックは、昨年の覇者・棗田(広島)の連覇への挑戦が始まる。長身から繰り出される豪快な技は今年も観衆を魅了するか。対するは自在な剣遣いが注目を集める大平(東京・日本代表)。その大平と初戦で対するは上段の遣い手ベテランの山下(三重)、序盤戦の好カード。また、激戦区大阪から出場の牛島(大阪)を筆頭にベテラン選手ながら初陣の選手が多いブロック。波乱あるか。
第3ブロックは、昨年準優勝の松﨑(茨城・日本代表)。19WKCでは団体個人共に大車輪の活躍をしており、正攻法な剣風で2回目の優勝を目指す。対するは実力者宮本(東京・日本代表)。悲願の初優勝あるか。また、本年の教職員大会個人優勝者で上位入賞経験のある林田(福井)、初出場の水田(福岡)もおり混戦の模様。
第4ブロックは、最年少優勝記録を持つ竹ノ内(東京・日本代表)。19WKCでの活躍が記憶に残るところ。心身共に充実した31歳の戦いに注目が集まる。対するは新進気鋭の技巧派池田(福岡)、今大会が初出場ながらも実績充分の木村(大阪・日本代表)。共に積極的な試合展開を持ち味としており序盤戦での戦いが予想される。
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