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剣道試合者要領

[入場等]
(1) 試合者は入退場の際、選手席に整列し、監督の指示で正面に礼をした後、 着座または退場する。

[整列]
(1) 団体試合の場合、先鋒、次鋒は剣道具を着け、竹刀を持って 立礼の位置(開始の線手前3歩。以下同じ)に整列し、主審の「礼」の号令により 相互の礼を行う(試合者の整列方法 第1図)。引き続き次の試合が行われる場合、 試合場内に2チーム1列で並ぶ。ただし、2チーム1列で並べない場合は、この限りでは ない(団体試合の整列方法 第1図、第2図

[正面への礼]
(1) 試合者は次の場合主審の号令により正面への礼を行う。
1.第1試合の開始時および決勝戦の開始時と終了時。
2.試合が2日以上にわたる場合、第1試合の開始時と最後の試合の 終了時および決勝戦の開始時と終了時。
3.正面への礼は、立礼の位置で行う。

[開始]
(1) 試合者は、試合を開始する場合、立礼の位置に進み、提げ刀の姿勢で 相互の礼を行い、帯刀し、3歩進んで開始線で竹刀を抜き合わせつつ、そんきょ (蹲踞)し、主審の宣告で試合を開始する。

[有効打突]
(1) 試合者は、主審の有効打突の宣告があった場合、直ちに試合を中止し、 開始線に戻り相中段に構え、主審の宣告を受ける。

[中止の要請]
(1) 試合者は、試合の中止を要請する場合、手を上げ、かつ主審に向かって 発声し、直ちにその理由を主審に申し述べる。
(2) 試合者は、着装の乱れを直すときは、開始線で立ったまま納刀し、 境界線の内側まで後退し、そんきょ(蹲踞)もしくは正座して速やかに行う。

[中止]
(1) 試合者は審判の「止め」の宣告があった場合、直ちに試合を中止し、 開始線に戻り、主審の宣告または指示を受ける。

[合議]
(1) 試合者は主審が合議の宣告をした場合、開始線で立ったまま納刀し、 境界線の内側まで後退し、そんきょ(蹲踞)もしくは正座で待機する。

[再開]
(1) 試合者は、中止後に試合を再開する場合、開始線で立ったまま相中段に 構え、主審の宣告により試合を再開する。

[分かれ]
(1) 試合者は、主審の「分かれ」の宣告があった場合、直ちに間合いを 取り、相中段に構え、主審の宣告で試合を継続する。

[異議の申し立て]
(1) 監督が異議の申し立てをした場合、試合者は「合議」の場合の要領で 待機する。

[判定・抽選勝ち・試合不能]
(1) 試合後は、判定により勝敗を決する場合、開始線で相中段に構え、 主審の宣告を受ける。
(2) 試合者は、抽選および試合不能により勝敗を決する場合、上記1による。

[不戦勝ち]
(1) 試合者は、不戦勝ちで勝者の宣告を受ける場合、試合を行う要領で 開始線に進み、立ち上がったところで主審の宣告を受け、そんきょ(蹲踞)して 納刀し、元に戻る。
(2) 団体試合の不戦勝ちの場合は、全試合者は立礼の位置で主審の宣告を 受ける(団体試合の整列方法 第1図)。

[終了]
(1) 試合者は、試合を終了する場合、開始線で相中段に構え、主審の 宣告の後、そんきょ(蹲踞)して納刀し、立ち上がり帯刀姿勢で立礼の位置まで 後退し、提げ刀の姿勢となり相互の礼を行う。
(2) 団体試合が終了した場合、両団体は立礼の位置に整列し、主審の号令で 団体間の礼を行い退場する。この場合、最後の試合者は剣道具をつけ竹刀を持ち整列する(団体試合の整列方法 第1図・第2図)。

[その他の要領]
(1) 試合者が二刀を使用する場合は次の要領で行う。
1.小刀および大刀を共に提げ刀する。
2.構えるときは、最初に右手で左手に持つ竹刀を抜いて左手に 持ち替え、次に右手に持つ刀を構える。
3.納めるときは、最初に右手に持った竹刀を納め、次に左手に持った 竹刀を右手に持ち替え、納める。
4.その他は一刀の場合の要領に準じて行う。
(2) 試合者の服装は清潔で綻びや破れのないものとする。
(3) 剣道具は試合中、乱れないように堅固に着装する。なお、面紐の長さは結び目から40センチメートル以内とする。
(4) 試合者は試合場内では相互の礼のみとし、審判員に対する礼や相互の個人的な座礼などは行わない。
(5) 試合者が交替する際、胴づき、握手などの行為をしてはならない。
(6) 試合者は審判員が移動して定位置につくまで試合場に入ってはならない。
(7) 次の試合者は、前の試合者が試合場内から出るまでは試合場内に入ってはならない。
(8) 監督・試合者は選手席への時計の持ち込み、サインなどによる指示や試合者への声援をしてはならない
(9) 先鋒戦および最後の試合者の対戦の場合、控えの試合者は正座することが望ましい。

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