前年の大会に彗星のごとく現れ優勝した岡山県チームは、前年のメンバーを主力としての出場で、かなりの確率で連覇が期待されましたが、群馬県との緒戦を大将同士の大接戦の末下した後は、前陣から相手を圧倒、危なげなく優勝の栄冠を勝ち取りました。
昨年と同じく、坪田、稲垣の女性陣の活躍は鮮やかなものがありました。
大阪府を準決勝戦で下し、決勝に進出した静岡県の活躍は見事でしたが、決勝戦では、秋に地元国体を控えた岡山県に一方的に敗れました。随所に好勝負が展開されていた割に、岡山県の活躍ばかりが印象づけられた今大会でした。
次回大会は日程を4月29日の祝日に繰り上げ実施しますが、その後もこの日に定着させる予定です。全国の各剣連が年度最初の行事として当たる大会として歴史を重ねてきたこの大会、今後とも充実したものとして、広く注目されるよう発展させたいものです。
なおこの大会中に負傷者が出て病院に運ばれた方が出ました。奮戦の結果でお気の毒に存じます。 |