万全の態勢で当日を迎えた関係者は、午前のリハーサルを終えて本番開始を待ちました。11時の開場と共に会場は埋まります。口火を切ったのは、勇壮な地元の「松平わ太鼓」、続いて「剣道ミュージック」の表彰の後、本番に入りました。少年剣士で始まる第1部「稽古・鍛錬」、そして剣道ミュージック『剣士のパヴァーヌ』を導入曲とする第2部「形の真髄と美」、第3部「国際親善紅白試合」と続き、第4部「剣道いまから」に進みますが、この間映写される剣道アニメ『鳥獣剣士』3部作は独特の彩りを加えました。
総稽古を終えてフィナーレとなり、3時間余のプログラムを閉じました。万博ドームで展開される諸行事の何れにも見劣りするところのないもので、観客にも感銘を与えたものと自負しています。 |