新年度事業計画は収支予算と併せて、3月14日の評議員会・理事会の議を経て決まります。前号のこの欄でお知らせした構想に基づいて、大筋では本年度の事業の延長線を進み、成果をフルに挙げていこうとするものです。
予算面では単年度として多少の支出超過を見込んでいますが、これには近年にできた剰余金の一部を活用します。一方、管理費を含め一般経費使用の合理化、節約をお題目でなく進める方針です。
事業費においても、効果を収めるため必要な部分には適切に投入しますが、全般的には支出の抑制を念頭に置いて仕事に当たります。民間ではバブル崩壊後の不況期に、血の滲むような合理化を行い、今日の回復をもたらしたわけですが、全剣連もまだまだあると思われる残された点を見出だして節約に努力します。 |