今回の異動でまずお知らせすることは大谷正俊専務理事が勇退され、後任に福本修二常任理事が就任されたことです。
大谷さんは平成13年に宗像善俊氏の後を担って6年にわたり務められ、全剣連設立50周年行事、愛知万博行事などを処理され、事務面では情報化の推進、新たな問題として対応が必要となったアンチドーピングへの対応などに当たられたほか、対外関係事項、全剣連事業全般の円滑な進展を縁の下で支えられ、その充実に貢献されました。またとかく剣道に置き去りにされがちの、居合道、杖道の運営改善、充実に寄与され、実績をあげられたことは見落とせません。
後任をお願いした福本氏は、剣道指導者として全剣連事業においても行動力を発揮して来られましたが、私学運営の経験を生かし、明るい人柄による手腕を発揮して頂けると存じています。
会長ならびに加賀谷誠一副会長は留任し、2期務められた奥園國義氏が退かれ、前(財)埼玉県剣連会長の審議員大久保和政範士が就任されます。さらに大明(株)相談役の西村守正審議員を煩わしました。
常任理事には原則70歳未満の方をお願いしています。社会体育指導員養成事業に尽力された岡村忠典氏、審査の向上を進められた奥島快男氏、実業団代表で対外関係に尽力された小杉信太郎氏、強化担当の島野大洋氏、審査を支えられた松井 明氏が退かれました。
新たに就任されたのは、淺野 修(警視庁)、浅野直道(実業団、前監事)、佐藤征夫(前理事、FIK事務総長)、村上 済(香川県)、井上茂明(奈良県)、長尾英宏(東京都)、目黒大作(秋田県)の7氏、田口榮治、岡本 淳、真砂 威、林 邦夫、藤井 稔の5氏は留任されました。
以上の方々が全剣連執行部の中核となりますが、一般理事の方にもそれぞれ業務を担当して頂き、一体となって事業進展に努力していきます。
また学校関係3団体の代表1名は理事待遇参与として参画頂きますが、今回は学校剣連小久保昇治氏が就任されました。さらに居合道を代表して河口俊彦氏をお願いしています。
監事の島田尚武氏は再任ですが、理事に就任された浅野直道氏、退任された佐塚重義氏に代わり、小林 惺氏(栃木県剣連会長)、鴨志田恵一氏(宇都宮大ほか非常勤講師、前参与)が新任されました。 |