公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

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杖道八段審査会(和歌山)

開催日:
2020年08月07日(金)
会場名:
和歌山ビッグウエーブ

 本審査会は、5月3日(日)杖道八段審査会(京都)代替審査会となります。
 

審査会結果

受審者数 合格者数 合格率
25 0 0.0%

合格者氏名一覧(合格者なし)

年度別、審査会結果一覧はこちら

審査員の寸評(実技)

 毎年5月3日、京都で行われていた杖道八段審査会は、新型コロナウイルスの影響で延期となり、8月7日(金)に和歌山ビッグウエーブで代替審査として行われました。

 全剣連では「杖道審査会実施にあたっての感染拡大予防対策(特記事項)」を示し、そのガイドラインに則り審査を実施しました。
 
 受付時は検温・消毒を行い、会場には審査運営関係者および受審者のみとし、見学者等は一切入場不可の状況で行われました。

 受審者25名、一次合格者4名、二次合格者は0名。合格者が出なかったことは非常に残念です。
 
 受審者はマスクをしての演武となり、気温も高く、非常にやり難かったことと思います。また審査前数カ月は、自粛により最後の詰め稽古が十分にできなかったことも原因の一つかもしれません。
 
 過去の寸評でも良く指摘されていますが、とにかく『全日本剣道連盟杖道(解説)』を今一度再確認して頂きたい。解説書には全剣連杖道の目的・要領・留意点および着眼点まで、すべてが細かく明記されています。この解説書を熟考して、自分自身をもう一度振り返ってみてください。
 
 八段を受審するということは、もう30年余り杖と係わってこられた訳ですが、改めての再確認をしてみてください。正確な動作、技と技の繋がり、懸体一致の研究・工夫が大事だと思います。それに加え八段位は理合、風格・品位を備え、なおかつ奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なることが必要です。私自身も動けなくなるまで修行と心得ております。今後一層の精進を期待いたします。

山口 薫
*この記事は、月刊「剣窓」2020年9月号の記事を再掲載しています。

行事概要

行事名
杖道八段審査会(和歌山)
開催日
2020年08月07日(金)
会場名
和歌山ビッグウエーブ
〒640-8319 和歌山市手平2丁目1-1
JR和歌山駅から和歌山バスで北出島へ新手平経由海南藤白浜行き 又はマリーナシティ、又は医大病院行き約5分(JR和歌山駅から徒歩約15分)
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