(1) |
試合者が二刀を使用する場合は次の要領で行う。
1.小刀および大刀を共に提げ刀する。
2.構えるときは、最初に右手で左手に持つ竹刀を抜いて左手に 持ち替え、次に右手に持つ刀を構える。
3.納めるときは、最初に右手に持った竹刀を納め、次に左手に持った 竹刀を右手に持ち替え、納める。
4.その他は一刀の場合の要領に準じて行う。
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(2) |
試合者の服装は清潔で綻びや破れのないものとする。
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(3) |
剣道具は試合中、乱れないように堅固に着装する。なお、面紐の長さは結び目から40センチメートル以内とする。
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(4) |
試合者は試合場内では相互の礼のみとし、審判員に対する礼や相互の個人的な座礼などは行わない。
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(5) |
試合者が交替する際、胴づき、握手などの行為をしてはならない。
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(6) |
試合者は審判員が移動して定位置につくまで試合場に入ってはならない。
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(7) |
次の試合者は、前の試合者が試合場内から出るまでは試合場内に入ってはならない。
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(8) |
監督・試合者は選手席への時計の持ち込み、サインなどによる指示や試合者への声援をしてはならない
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(9) |
先鋒戦および最後の試合者の対戦の場合、控えの試合者は正座することが望ましい。
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